岩手県 天然記念物スポット 龍泉洞

岩手県

アクセス

🚙青森市から車で約3時間。

施設情報

日本三大鍾乳洞の一つである、こちらの龍泉洞は国指定天然記念物。
鍾乳洞の総延長は1200m、高低差249mの日本では第5位の洞窟です。
駐車場も広く、食事処もあり、とても賑わっています。
龍泉洞
広場には龍のモニュメントも。
龍泉洞
かわいい~。昼食を済ませて、インフォメーションでチケットを購入。
自動発券機です。
料金は大人一人1100円。それではいざ!入洞~♪

龍泉洞 詳しくはこちら

いざ、龍泉洞へ!

龍泉洞
こちらが入り口です。コロナ対策もばっちりです。
龍泉洞
すぐ横に小さな祠があります。
後で知りましたが、龍泉洞って、恋愛ののパワースポットらしいです。

洞窟の奥へと進みます。中は薄暗くひんやりしています。
洞内は常時10℃前後だそうです。持ってきた薄手のダウンを着ました💦
龍泉洞
入り口からすぐの所にある①「長命の淵」地下水の流れが集まっていて水の透明度が凄いです。
龍泉洞
途中、こんなかわいい演出も♪パンフレットなど見ると、カラフルなLEDでライトアップしていましたが、今回は薄暗かったです。節電か?
③「百閒廊下」は断層に沿って直線的に続く空間で、龍が通った道とも。

龍泉洞
しばらく行くと④「蝙蝠穴」
龍泉洞には国指定天然記念物のコウモリが生息しています。よく見られるのがキクガシラコウモリ。ほかにも越冬のため洞窟を訪れるコウモリを含め5種類いるそうです。
歩いていると頭の上を飛んでいきました💦
手前には足元から轟音を立てて流れ出る地下水の滝、⑤「玉響の滝」。
この先二手に分かれています。

龍泉洞
左が側を行くとすぐに⑥「竜宮の門」です。なぜかブレててすいません。右側を行くと一口飲むと3年長生きすると言われる⑦「長命の泉」があります。

分岐している道の合流地点のすぐ先には⑧「洞穴ビーナス」
枠の中にビーナスの様に見える岩が…。
そういわれれば、見えなくもない?かなぁ?

龍泉洞
鍾乳石が亀の形に見えることから名前が付いた⑨「亀岩」
龍泉洞
そして⑩「地蔵岩」。自然にできた形とは思えないですね。これはお地蔵様ぽい。
そして⑪「守り獅子」。ビーナスのすぐ横には⑫「音無の滝」もあります。

龍泉洞
幻想的な月の世界を思わせるホール状の空間⑬「月宮殿」

⑭「ハートスポット」は、守り獅子から来た道を振り返るとハート型にみえるそう。気が付かずスルー(T_T)してしまいました。

龍泉洞
いよいよ階段を降りてすぐに見えてくるのが水深35mの⑮「第一地底湖」
手前から観光客の歓喜の声が聞こえていました。
「うわー‼青~い‼」
バカみたいなコメントですが💦本当に青いんです。青く澄んだとてもきれいな地底湖。ドラゴンブルーの名にふさわしい。

覗くとどこまでも深く吸い込まれそうです…。これはすごい。

昔から大量の水がわく洞窟として知られてはいましたが、なかなか中には入れませんでした。探検は1920年代から始まったそうです。

龍泉洞
さらに進むと1962年に発見された⑯「第二地底湖」が見えてきます。
水深38mです。

龍泉洞
そして一番深い水深98mの⑰「第三地底湖」1967年の潜水調査にて発見。
観光の最終地点です。
この先に階段の登り口があります。270段ほどあり、観光コースの最も高い位置にある⑱「三原峠」や、第一地底湖が上からのぞける⑲「第一地底湖展望台」などがあります。
階段を上った先は大変狭いため折り返すことができません。
体調がすぐれない、足腰に自信がない、高所恐怖症の方は無理せず、第三地底湖からは階段を上らず元のルートを戻ることをおすすめします。

ここまでで所要時間は30分くらいです。メインの地底湖に来るまでも沢山の見どころがあって楽しめます。

注意点

龍泉洞はいまだに生き続けていて、乾かず成長を続けているため、普段から洞内上部から雫が落ちてきます。
雨が降ると地表にしみ込んだ雨水により、落ちてくる雫も量が多くなります。
昨日までの雨のせいでしょうか…この日も雫が結構落ちてきています(-_-;)
板で水滴除けを作ってくれていました。
龍泉洞

最後に一言

1968年に洞窟探検家が潜水事故の為、以来、調査されていないので、あくまで予測数値ではあるが、技術が進み調査でさらに明らかになると、まだ、未公開の第4地底湖(水深120m)など、全部で7つの地底湖があるとされているので、それらもいずれ公開になることを祈っています。

2022年9月某日。

 

 

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