アクセス
🚙青森市から車で約3時間20分。
施設情報
看板も出ていて、道は細いですが車で近くまでいけます。
この後行く「卯子酉神社」の駐車場に車を停め、そこから歩いて山道を通り五百羅漢にくる方法もあります。
こちらの五百羅漢(ごひゃくらかん)は遠野地方の大飢饉の餓死者を供養するために、1765年に大慈寺の義山が山の中の自然石に500体の羅鑑像を刻んだと伝わっています。
立体的な彫刻ではなく、絵画のような線彫りが特徴。
車を駐車場スペースに停め、いざ、入山!
ミステリースポット 五百羅漢
近くに熊注意の看板が!うん、いてもおかしくはない。
山道を歩くこと1分。すぐに見えてくるはずが…。
あれ~?どこだろう??沢山のゴロゴロした岩はあるけど…
岩の大群を通り過ぎもう少し奥へ。
ないっ(;´∀`) 絵が彫ってある石なんてあった?
もう一度先ほどの、岩の大群の所へ。
すると「あった!これじゃない?」と旦那氏。
確かに!なんか彫ってある‼
よぉ~く、見ないと見逃してしまいます💦
しかし、一つ見つけるとあっちにもこっちにも。
そこらじゅうの岩に彫ってあります。500体あるかはわかりませんが💦
苔が生えていてわかりずらいですし、200年以上の年月で風化してしまって、線も薄くなっていて、見つけるのに苦労します。
せめて案内板など立ててくれたら…。
とは言え、これを一つ一つ、手彫りしたなんて、凄いことです。
洪水や飢饉、餓死、病死で6万人以上が犠牲となり、翌年もその影響で餓死者が2500人にものぼったという、宝暦の大飢饉。
供養の気持ちが込められた石たちは、不思議と優しい顔をしている様に見えます。
穴場的ミステリースポットに認定です。
注意点
熊に注意!皮が剥がされた後のような木が所々にありました…
まさかとは思いますが、熊が剥いだとか?と、我々はビビりながらいそいそとこの場を後にしました(-_-;)
2022年9月某日。
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