アクセス
🚙青森市から車で約3時間30分。
施設情報
文治5年(1189)、平泉の藤原氏の追討に従軍として功がり、源頼朝から遠野郷を賜った阿曽沼広綱が宇夫方広房を代官として送り、松崎村駒林に「館」を築き、氏神である八幡神をまつり、遠野郷を統治した。その後、阿曽沼広綱が横田城を築き東北(鬼門)である宮代に八幡宮を勧請して崇敬した。遠野郷の総鎮守。祭日は9月中旬で各郷土芸能が出揃う。
岩手県観光ポータルサイトより
猫好きサンは是非一度♪
遠野郷八幡宮の一角に小さめの鳥居が。
ありました!猫神社です~(=^・^=)
祀られているのはオトラサマという猫です。この猫がオトラサマになるまでのストーリーがありました。
その猫が初めて目撃されたのが、平成13年9月13日。宵宮祭の日にお供え物の尾頭付きのキンキの半分を食べ、本殿から逃げていった。
元々、この猫はトラキチという名前で生後間もなく里子に出されるが、気性が荒くなつかないため生家に出戻り。そして生家からも家出をして野良猫に。
お供え物盗み食い事件を期に本殿に住み着くようになった。
始めは神社の飼い猫に追い払われたり神主にも疎まれていましたが、少し前までいた、先代の猫にそっくりだったので、もしや生まれ変わりでは?と、5匹目の社務猫として、迎え入れることに。
「オトラ」の名前を引き継ぎ、いつしか参拝者を案内する人懐っこい猫として有名になった。
100m以上ある鳥居から本殿までを、毎日何人も案内していたのだろう。
もともとは気性の荒い猫だったが、この神社に来てからは賢く、気立ての良い社務猫として人気者になり、多くのファンがいた。
案内を続けるも、13年目を迎える平成25年9月3日の夕刻。
オトラは裏の八幡山に向かうのを最後にその姿を見るものはいない。
きっと、オトラは役目を終え、神様に返されたのだろう。
そんなオトラが居なくなってもなお、慕って訪ねてくる参拝者の為に、オトラを偲べるようにと、この小さな猫神社を建立。
今ではオトラサマとして、人と猫を守る神様として祀られています。
因みに、縁結び・愛猫 健康長寿のご利益があります。
残念ながら我が家には猫はいませんが、近所の猫、知ってる猫、世の中の愛すべき猫が健康でありますように、と、お祈り✨
ここにはオトラの絵を彫った猫神社御朱印があります。
社務所のおみくじ箱の横に書置きの物があります。
1枚100円を箱に入れて、自分で日付スタンプをおします。
全国でも珍しい猫を祀る神社。
気性の荒い野良猫が心を入れ替えてお勤めを果たした不思議でほっこりするエピソード。ここも、ミステリースポットに認定!
2022年9月某日。
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