2020年8月某日。
青森県むつ市
天気：晴れ

青森県の下北地域…。地図で言うと丁度マサカリの部分、むつ市。
青森県の総面積の約11％を占める最も大きい市。とにかく広い！
そして有名な観光スポットがいくつもある！と、いう事で、1泊では回り切れないので2泊する事に♪
海に囲まれているのでやはり夏がオススメ❤
とりあえず観光スポットを片っ端から回ったモデルコース並の旅行です。

しらかわ食堂

青森を出て野辺地→横浜町を通過してむつ市へ向かいます。
下北半島縦貫道路が完成したらもっと短い時間で行きやすくなりそうですね。この時点ではまだ造っている途中だったので約２時間かかりました。

第一の目的地に到着～。先ずは腹ごしらえのためランチ。

スキヤキレストランとかいてますが食堂です。全てのメニューがボリューム満点らしく、地元民に長く愛されているお肉メインのガッツリ系食堂。
昭和なたたずまいで…落ち着くぅ～。

二階に通されると、お座敷の部屋。ちょっとした宴会とかもできそうな広さ。

私はオムライスを頼みました。
昔ながらのケチャップライス…なんだか懐かしい～。しかもでかい！

そして何故かオムライスに福神漬けが添えてある⁉
旦那さんはとんかつです。

しっかりした味で青森っ子は大満足♪

ちなみにすきやきは要予約と書いてました。
むつへお越しの際はぜひ寄ってみてください。

恐山

満腹になり次の目的地へ。皆様ご存知、
本州最北端の霊峰、恐山‼
日本三大霊山、恐山‼
ホントは怖くないよ、恐山‼

あの世に最も近い場所…故人が一度、ここへ集まる…
小さい頃は恐山にまつわる怖い話を聞いてかなりビビっていましたが…。
大人になって心霊スポットではなくパワースポットであると認識。

小学生依頼の訪問でドキドキしながら向かいました。
近くに来ると風に乗って硫黄の匂いがしてきます。

恐山の駐車場手前に流れる三途の川。
川にかかる朱色の太鼓橋、これを渡って恐山に入山、とのことでしたがついたてで塞がれていて渡れません！

なぜ？(・・?
もしや…実際に渡ってあの世へ行ってしまった人がいたとか？

いえいえ、老朽化のため2018年５月より渡ることができないそうです。
残念…。気を取り直していざ恐山へ。

駐車場にも六地蔵という仏像が並んでいます。
入山料は大人500円。いよいよ恐山菩提寺へ。

30年ぶり位の訪問でテンション上がりますねぇ。
記憶はすっかり忘れていますが…なんとなぁく所々覚えています。

恐山の境内は一周約40分くらいかかります。
ごつごつした岩場、緑の植物が生えていない様はまるで地獄。
そしてこの日はとても暑い☀じりじりと頭皮がやられます。
リアル灼熱地獄～(-_-;)

両脇に石が積んである賽の河原。
血の池地獄…
無間地獄…
沢山の地獄があり、順繰り巡りながら死後、地獄に落ちないように自らの日頃の行いを改めます。

食い意地は張っていないか？
めんどくさいと後回しにしていないか？
がめついてはいないか？
調子に乗ってふざけてばかりいないか？

猛省いたします…。はい。

こちらの仏像は東日本大震災の犠牲者追悼のため建てられた地蔵菩薩像。

そして最後にたどり着くのが宇曽利山湖（うそりやまこ）の極楽浜。
白い砂浜、心地よい風、エメラルドグリーンの海…（湖だってば）
ここに来た記憶だけははっきり覚えています。
思わず触れてみたくなりますが、湖の水は酸性濃度が高いそうで危険です。
奥に見えるのが後で行く釜臥山。

恐山には温泉もあります♨
・冷抜の湯（ひえのゆ）
・古滝の湯（こたきのゆ）
・薬師の湯（やくしのゆ）
※時期によって男湯、女湯入替

・花染の湯（はなぞめのゆ）
※宿坊の裏手の目立たない場所にある混浴

そう言えば参道脇にに古びた小屋がありましたが、それが温泉だったのか～。
中を覗く参拝者もいるらしいので入る際は注意してください。

ちなみに洗い場はないそうです。
アメニティやドライヤーなどもなく、脱衣所と言うより脱衣スペース。
ロッカー、かご等もありません。

硫黄泉で強酸性なので長湯NG。
注意事項もいくつかあるみたいですが、泉質がいいので一度は入ってみたいです。

釜臥山展望台・かまふせやま

恐山を後にして30分弱、山道を車で登り釜臥山を目指します。
日本夜景100選にも選ばれている展望台。まるでアゲハ蝶が羽を広げているような姿に見えろことから「光のアゲハ蝶」と称されているそうです。
ロマンチックだのう。
しかし、夜景を見るからには夜の恐山付近の真っ暗な山道を登ってこないと行けない…。正直、怖いです。

ここ、釜臥山からは八甲田山や晴れた日は北海道まで見えるそうです。

そして山の上に見える亀の甲みたいなのが、通称ガメラレーダー。
遊歩道を上ると頂上につき、より近くでガメラ見れます。
我々はあまりの強風と膝の心配で頂上へのアタックは断念。

しかし前髪ぶっ飛ぶ位の風の強さ💦

むつグランドホテル

むつ市の高台にあり遠くからでもわかる高さの老舗のホテル。
『むつグランドホテル』今回はこちらにお世話になります。

むつグランドホテルはこちら

老舗なだけに建物自体少し古いですが客室などは手入れが行き届いています。
ホテルの敷地内に田名部祭りの山車をしまう小屋も見えます。

むつ市を一望できるので部屋からでももちろん素晴らしい眺めなのですが
レストランが11階にありここからの眺めは最高に素晴らしい(≧▽≦)

晩ご飯は洋風のコース料理です。
どれも凝ったお料理で一品ずつ素晴らしいタイミングで出してくれます。

品数も多くお腹いっぱいで幸せ♡

そして温泉タイム～♨

温泉は本来、宿泊客用と一般客用で分かれていると書いてましたがコロナのため、宿泊客も一般客用の美人の湯・斗南温泉のみの利用になっていました。
微細気泡風呂やジェット風呂、サウナに広い露天風呂もあり楽しめます。

泉質はヌルヌルしていてｐｈも高くお肌ツルツルに。まさに美人の湯♡
体の芯まで温まり今夜もぐっすり眠そうです。